モントレイルの「ヘリウム」と名付けられた最重量級ブーツ。
見た目も重厚感溢れるデザインとなっているが、
このブランドの特徴に違わず690gと軽量に仕上がっている。
その名称も唯一気体というか元素名を採用している。
果たして空気よりも軽く感じることができるだろうか。
前半4つのシューホールが滑車が付いているのではないかというぐらい滑らか。
ケブラーやスペクトラ素材が織り込まれたかのように見えるアッパー素材は、
どこの説明を見ても合成繊維としか書かれていないので、
そういう類の素材では無さそうだ。
GTXという名称からも分かるようにもちろんGORE-TEX採用。
Gryptonite™と名付けられたアウトソールは、
比較的柔らかいゴムで出来ている。
"Sticky"(粘りつくよう)なゴムだそうだ。
ヒールカップはかなり上の方まで樹脂で覆われており、
フィッティングは上々だ。がっちりとサポートされている。
MSR DENALI EVO ASCENTに装着してみた。
何となく相性が良いと確信していたのだが、色的にもばっちり。
これにゲーター(スパッツ)を合わせてスノーシュートレッキングに出掛けよう。
やはりスノーブーツ等よりもトレッキングブーツの方が、
雪原に辿り着くまでの移動には向いている。
ヒールカップの樹脂が滑り易く感じたが、
外れることはまず無いだろう。
合計1570g。両足で3140g。
素材:アッパー/テクスタイル(ゴアテックスRファブリクス使用)、TPUランド、シンセティックラバートゥ、モールデッドTPUヒール ミッドソール/モールデッドEVA アウトソールコンパウンド/グリプトナイトRGT
特徴:インテグラフィットR ヒール&アンクルサポートシステム スピードフックシステム
サイズ:25.5-28.0cm(US7.5-10)
重量:690g
実測も690gだった。
ちなみに日本のオフィシャルでは取り扱い中止となっている。
本国サイトを見る限りでは今年度も引き続き販売されるようだ。
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