2009年3月1日日曜日

DANA DESIGN/GARUDA : JAVELINA

danadesign_javelina

GARUDA JalanJalanのリニューアル版。

Javelinaとは、スペイン語でDesert Boarを意味する。
と、付属の説明書に書いてあった。砂漠のイノシシだそうだ。
その名の通り、2本のトレッキングポールが突き出た姿は、
極限まで削ぎ落とされたフライシートのカッティングと共に、
ユーモラスなフォルムを形成している。




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組み立ては比較的簡単だ。
前1、後2、左右1の合計5箇所にペグダウンする。
それからトレッキングポールをセンターポールTPB(TrekkinPoleBridge)に
連結させれば終了だ。




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大きなメッシュパネルを前後に装備している。
向かって右サイドだけが大きく開く。
左サイドはベンチレータなのだろうか、
ほんの少しだけメッシュ下部にジッパーが装備されている。
もしかしら、雨天時の撤収し易さを考えたものなのかもしれない。




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後部のメッシュパネルは全高の半分までとなっている。
軽量化のため、フライシートはこのメッシュパネルを覆うだけの面積しか持たない。




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TPBと呼ばれるセンターポールは非常に良く出来ている。
重量の嵩むフレームを節約して、
トレッキングポールで代用するというアイディア自体も素晴らしいのだが、
簡単にテンションをかけて固定出来る機構が、
あまりにも簡単な仕掛けで実現されている事に驚く。




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ご覧の通り、トレッキングポールを固定する爪が上下にあり、
テンションを掛けるだけで固定される。




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トレッキングポールを収める下部は袋状になっており、 差し込むだけでよい。




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途中2箇所、本体とポールを固定するループが用意されている。
調整ストラップ付きなので、軽量シェルターとして捉えた場合、
これは少々過剰であったかもしれない。





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フライシートはメッシュ部分のみを覆うようにカッティングされている。
前部2箇所からストラップが出ており、さらに2箇所ペグダウンする事も可能。




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後部はメッシュ部分の半分のみとなっている。
上部ロゴ部分の下にベンチレータが用意されている。





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Javelinaの由来ともなっている2本の角。
フライシートを突き抜け、その周りをネオプレーンのような伸縮性のある素材で
ぐるりと巻いて覆うことで、雨水をブロックしている。
雨の多い地域では若干の不安の残る部分ではある。





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上部のロゴの下に装備されたベンチレータ。
DANA DESIGNロゴの下にはGARUDAという文字が見える。
完全に買収された後に発表されたLittleNukyなどのロゴにも
この文字は消されずに残されていた。




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目の荒いスポンジを装備しており、十分な機能を提供してくれる。





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フライシートは両サイドから大きく広げることが出来る。





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インナーとフライシートの間隔も広く、通気性は非常に良い。





実測値は以下の通り。
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センターポール:50g
ペグ+収納袋:170g
フライシート:600g
本体:900g
--------------
合計:1720g



現行の軽量シェルターと比較すると、かなり平凡なスペックとなってしまったが、当時のダブルウォール型テントとしてはかなり秀逸。現役でもまだまだ問題ない。

ただし、雨に対しての不安が少々あり、また、アイディア満載のセンターポールやフライシートに対して、トラブルの面での若干の不安が残るため、雨季や長期日程での使用は躊躇してしまう。

しかし、独創性溢れる機構やデザイン等、チャレンジングな試みは称賛に値すると思う。

またこれらの功績はウルトラライト時代にも引き継がれ、
Tarptent社のSquall2Rainbowや、
GossamerGear社のTheOneを始めとする
超軽量シェルターにも大きな影響を与えているようだ。


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