2008年10月20日月曜日

知床ツアー:フレペの滝~カムイワッカ

ウトロで乗り込んだシャトルバスの乗客はたった1人だった。

知床自然センターが何たるかも分からず、
知床八景の1つである“フレペの滝”を目指して、ここで降りてみた。


自然センターの裏に綺麗な道が整備され、
フレペの滝まで歩いていく事が出来る。



乙女の涙のようだというフレペの滝。

断崖絶壁から流れ出る雫のような滝は、
なるほど、乙女の涙のようだ。


せっかくなのでパノラマで。

男の涙という滝もこの裏辺りにあるらしい。
船でしか行けないその滝は、
見る事がなかなか出来ないというのがその由縁だという。


真っ直ぐで撮りたかったのだが、
隣で一眼レフを構える外人に、
この角度で譲ってあげた。


日本のナショナルトラスト発祥の地。
知床100平方メートル運動ハウス。

当時の斜里市長が、
イギリスのナショナルトラスト運動を取り上げた天声人語を読み、
運動が始まったという。


この後は知床五湖を最後に回して、
カムイワッカの滝へと向かった。


湯の滝、最後の秘湯として知られたこのカムイワッカも、
一ノ滝以降立ち入り禁止では形無しといったところ。

普段30度程度だという一ノ滝は、雨模様となったこの日では、
仄かに温かいという程度になっていた。


登りたかった。


仕方なく下流を見つめる。



工事のおじさんに聞いたところでは、
ここカムイワッカから知床大橋までの通行止めの原因となったのが、
写真やや右上の木々が途切れている場所から、
下の川に落ちてきた大きな岩(左下に少し顔を出している)だという。

お蔭で「羅臼岳~硫黄山」の縦走ルートは往復ルートとなり、
縦走に2泊3日が必要となってしまった。

残念だ。

ひとまず五湖に向かって、
1日1本の岩尾別温泉行きバスを待とう。

(つづく)


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