
翌朝5時起床。
5時59分の釧網本線上り網走方面行きに飛び乗った。
(ちょっと危なかった。駆け足で。)

朝のコーヒーはやっぱりこれ。
ジョージア知床限定パッケージと共に、
列車は走り出した。

鬱蒼とした森と湿原の中を程よいスピードで進んで行く。

釧路川には思い入れがあり、
水を見た瞬間に、少々興奮気味にシャッターを切ってしまった。

線路のすぐ脇を釧路川が流れていく。

釧路湿原駅近辺にて。
陽はもうだいぶ上っているはずなのに、
湿原を進むにつれて濃い霧に包まれていった。
ここから細岡展望台に上って見渡せば、
この霧が晴れる様をまざまざと、
目にすることが出来たのかもしれない。
午前中釧路発の列車2本は、
夏季限定でこの駅にも臨時停車するらしい。
(5/1~11/30まで)

塘路着。
当初の計画では、
塘路湖畔のキャンプ場でテント泊する予定だったのだが、
蚊の異様な多さに閉口する書き込みをいくつか発見して、
安易な選択を・・ (前日参照)。

塘路を過ぎると、曇り空から一転、晴れ間が広がった。

日本で唯一ツルの来る駅、茅沼駅に着く頃には、
すっかり晴れ渡っていた。

摩周駅下車。
摩周湖と屈斜路湖は、川湯温泉駅が最寄りなのだが、
摩周湖へ行ったあと、同じ道を戻って屈斜路湖へ行くのもつまらないので、
ここ摩周駅で下車してぐるっと摩周湖畔を半周する事にした。
また、摩周の町並みも見てみたかったのだ。

と、ここで異様にシンプルなバスの時刻表に気付く。
屈斜路湖行きは1日1往復。。

摩周行きも同じく。というか阿寒バス全体がこれなのか・・

ここいらの釧路川は直線だった。
これが日本のカヌーの聖地なのか・・。
複雑な思いを胸に、バスを待てずに歩き出した。

ひたすら直線。道は真っ直ぐでいいのだ。
ただ、先が見えないほど真っ直ぐなのは如何なものか。

これぞ北海道というパノラマ写真を撮ってみた。(クリックで拡大)
この後、摩周湖ユースホステル前のバス停に、若者が立っているのを発見。
摩周湖まで行くバスに乗ると言う。
予約制観光バスだったのだが、ガラガラのバスがやって来て、
ガイドさんに尋ねると、予約なしでも乗れるとの事。
渡りに船、北海道にバス、とばかりに飛び乗った。

霧の摩周が晴れた。
ここまで晴れるのは珍しいらしい。

23mm広角でも収まりきらない摩周湖をパノラマで。(クリックで拡大)
思ったよりずっと広く、そして青かった。
(つづく)
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