
朝日が差す前の縄文杉。
やはり違う。神々しいほどの存在感がある
1966年当時、発見した人はどんな思いだったろう。
樹齢はその名の通り、縄文時代からの7000年とする説があったのだが、
今では2500年~4000年程度だという。
また、1本なのか合体木なのか諸説入り乱れており、
まだ多くの謎が残されている。
これを目の前にすると、そんな事はどうでもいいような、
人間如きが畏れ多いような気持ちになる。

新高塚小屋と焼野三叉路手前の間の第二展望台にて。

この後、何を勘違いしたのか、このまま真っ直ぐ下に降りていって、
これ以上降りられない所まで行って、何かがおかしい事に気付き、
岩をよじ登って戻ってきた。
後から来たおじさんに聞くと、登山道は後方だった。
危ない危ない。
写真に夢中で道を誤るところだった。
人間何をするか分からないものだ。
やはりGPSが必要かもしれない。

平石辺り。この高度でも両脇から突然ヤクシカが現れたりする。

あの青は海だろうか。空との切れ目が分からなかった。

11時45分。宮之浦岳登頂!
もう写真を撮る余裕が無くなっていた。
暫く休んで、後は下りがほとんど。
(と勝手に思っていたのだがそうでもなかった。)

翁岳近辺。不思議な造形の岩が並ぶ。

綺麗な湧き水の脇で休憩をした。

途中からずっと一緒だった宮本さん。
通称大ブス、Phoebus625を持って登っていた。

投石岩屋。
巨大な岩の下に避難場所として使えるスペースがある。
あまり安眠は出来そうに無いが・・

花之江河(はなのえごう)。
名前で想像していた通りの、美しい和らいだ風景が広がっていた。

ヤクシカが目の前で餌を漁っているのにまったく気付かなかった。

淀川小屋手前の橋。

小屋は無人だが、綺麗だった。

よく清掃してある。

小屋の前にOutlandを張った。

小屋の前の川が桃源郷のようだった。

渡ってきた橋。

魚がいても良さそうだが、高度があまりにも高いためか(1400mほど)、
生物らしきものは何も居なかった。

河畔でラーメンとコーヒー。贅沢だ。
(つづく)
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