
知らぬ間にじわじわと流行っていたインナーダウン。
ちょっと気になる、インナーダウンの代表選手を集めて比較してみた。
■ Patagonia(パタゴニア)ダウンセーター
インナーダウンの代名詞

■ The North Face(ノースフェイス)アコンカグア
これもおなじみ大定番。

■ mont-bell(モンベル) EXライトダウンジャケット
U.L.インナーダウンの代表ブランドが、
満を持して投入した900fpモデル。

■ Eddie Bauer(エディー・バウアー)900fpダウンウルトラライトジャケット
最後は、今シーズン発売ながらかなり売れているらしいコレ。

【スペック一覧】
EddieBauer: U.L.JKT | Patagonia: DownSweater | mont-bell EXライトダウン | TheNorthFace: ACONCAGUA | |
Goose: | 900fp | 800fp | 900fp | (光電子ダウン) |
Weight: | 210g | 354g | 150g | 320g |
Fabric: | RipstopNylon 100% | 22デニール・ミニリップストップ・ポリエステル | 7デニール・バリスティックエアライトナイロン・リップストップ | Super Baby RipstopNylon with DWR(ナイロン100%) |
Pocket: | available | available | none | available |
Price: | \20,895- | \28,350- | \18,800- | \32,550- |
[用途]
最近では、Patagonitaのダウンセーターを始めとして、
街着でもよく見かけるようになったインナーダウン。
街着としては主にインナーではなくアウターとして、
軽く暖かで手軽なインナーダウンが受けているようだ。
この点、モンベルのEXライトダウンジャケットは、
アウターには不向きであるという印象だ。
比較した4モデルの中で唯一ポケットが無いという点も、
アウターとしては圧倒的に不利な要素となってしまっている。
[性能]
今年はエディーバウアーの900fpモデル投入等で
さらに競争が激化してきている。
既に生粋のアウトドアブランドでは無くなっている同社から、
このような高機能製品が登場するとは思わなかった。
対して生粋のアウトドアブランドであるモンベルの、
900fpで150gを達成したEXライトダウンJKT投入は、
ライト&ファストを標榜する同社の面目躍如となった。
ただし、7デニールという生地の耐久性がどの程度なのかは気になるところ。
このウルトラライト時代に、各社が900fpに突入する中、
Patagonia:ダウンセーターの800fpダウンと354gという重量は、
価格に割りに少々物足りないスペックとなってしまった。
スペック表だけではどうしても測り切れなかったのが、TNFのアコンカグア。
光電子ダウンの真価は如何なるものなのか、また実際のFPはいくつなのか、
ダウンのバッフルが斜めに縫製されているのは何故なのか等、
定番でありながら意外に疑問点が多かった。
[結論]
一冬悩んだ挙句、そろそろ結論を出したいところだが、
やはり街着としても対応できる点、また900fpのU.L.性を買って、
エディーバウアーに傾いているのは事実なのだが、
ここへきて、モンベルの150gという重量がかなり気になっている。
その代わりポケットが無いというトレードオフもあるのだが。
インナーはモンベルで、ミドルまたはアウターにエディーバウアーと考えて、
両方買ってしまうのも手だ・・。
とはいえ、両モデル共に既に完売状態で、
まず入手できるのかという懸念事項も上がってきた。
その優柔不断さに拍手という方はここをクリック >>
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